大人のアレルギー症状

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大人になってから起こるアレルギー症状

大人になってから起こるアレルギー症状

アレルギーには遺伝や体質が影響しますが、生活環境も大きく影響します。そのためストレスや生活リズムの乱れなどで大人になってからアレルギーを発症する方も増えています。

「かゆいだけ」「せきが出るだけ」と放置しているとどんどん悪化してしまいます。生命に危険が及ぶこともあるので、きちんと検査・治療を受けましょう。

アトピー性皮膚炎

皮膚のバリア機能が低下し、炎症が生じます。皮膚が赤くなってブツブツが出たり乾燥して皮膚が剥けます。かゆみによって搔いてしまうと、さらに症状が悪化してしまいます。

原因

バリア機能が低下している状態の肌にアレルゲンが侵入することで起こると考えられています。また、ストレスなどの要因が重なって発症することもあり、近年では大人の発症例が増えています。

アレルギー性鼻炎・花粉症

「通年性アレルギー性鼻炎」では、年間を通じて主にくしゃみや透明な鼻水、鼻づまりが生じ日常生活に支障が出ます。また、花粉が飛ぶ季節のみ症状が起こる「花粉症」が代表的です。

原因

ダニやホコリ、動物の毛、花粉などに体の免疫システムが過剰に反応することで起こります。原因物質(アレルゲン)が増えると症状が悪化することもあります。

食物アレルギー

特定の食べ物によってせきやくしゃみ、息苦しさ、皮膚のかゆみなどの症状がでます。食べた時だけでなく、それに触ったりしてもアレルギー反応が起きます。
血圧低下や意識障害など、生命に関わる危険な症状が出ることもあるので注意が必要です。

原因

食べ物に含まれるタンパク質が主な原因です。子どもの食物アレルギーと比べると野菜・果物のアレルギーが多く、耐性獲得しにくいという特徴があります。

喘息(気管支喘息)

喘息(気管支喘息)

気道が常に炎症を起こし、空気が通りにくくなり、また、刺激に対して敏感になります。せきや痰(たん)、ヒューヒュー」「ゼーゼー」という音がして息が苦しくなるなどの症状が出ます。

原因

ダニやホコリ、ペットの毛、花粉などが代表的ですが、タバコの煙やストレスなどさまざまな原因が考えられます。

なお小児喘息だった方は大人になってから再発する可能性がありますので、一度検査を受けることをおすすめします。

まずはご相談ください!

アレルギーの治療方法は年々変化しています。間違った対応をすると悪化したり別のアレルギーを発症してしまったりします。体に違和感があるときは決してご自身で判断されず、まずは当院へご相談ください。

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